もの
生産から商品まで。オーガニックじゃがいもで自然のおやつ「ぶちうまポテト」
2020.08.01
今日は広島の可部(かべ)で育ったオーガニックじゃがいもについて。
広島は瀬戸内エリアなので、海の印象が強く思われがちですが、実は県土の70%が森林に占められている県です。
そして今日のお話する広島の可部(かべ)というエリアは、広島の中心街から車で1時間程度で行けるエリアです。
この辺です↓
カクイチ横丁は、ここで有機JAS認定の農家小谷堂さんと希少な広島県産のオーガニックのジャガイモを栽培しています。
有機JAS認定とは?
農林水産省が定めた、以下のような品質基準や表示基準に合格した農林物資につけられる認定マークです。
・種まき又は植え付けする2年以上前からほ場(畑)の土に禁止された農薬や化学肥料を使用していないこと
・栽培中も禁止された農薬や化学肥料を使用していないこと
・使用する肥料や農薬は天然物質又は化学的処理を行っていない天然物質に由来するもののみ
・ほ場や施設、用具などに農薬や化学肥料の飛散・混入がないこと
・遺伝子組換えの種を使わないこと
・病害虫を防除するのに農薬に頼らないこと
つまり、小谷堂さんは農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないで、自然界の力で生産された食品を使わない野菜を作っている農家さんです。
生産から商品開発、商品販売まで
今年は本当に雨が多いですが、梅雨の晴れ間に農家さんと協力してオーガニックじゃがいもを収穫しました。(翌日大雨だったので本当にラッキーでした。)
毎年この時期は一緒に収穫を行います。
自ら取りに行くのは、ジャガイモを育ててくれた農家さんへの感謝と、
どんなサイズで育ったのかの確認と、収穫した野菜を責任をもってお客様に届けるためです。
代表のオノが良く口にする、「経験したから伝えられることもあり、食品の価値を感じ、モノとコトを届ける。」ということだと思います。
なぜオーガニックじゃかいもで商品をつくるのか
「子どもたちに安心安全な自然のおかしを食べてもらいたかった。」というオノ。
食品添加物を気にしたり、アレルギーを持っていたりするご家族が、卵や余分な添加物を使わない工場まで買いに行ってる姿をみて有機に興味を持ったそう。
有機野菜を作ることができる農家さんは多くなく、仲間や縁を頼っていまに至った話があるそうです。
オーガニックじゃがいもの商品の前には、オーガニックの生姜を使ったジンジャーシロップを開発。
農薬不使用の生姜・瀬戸内レモン・甜菜(てんさい)糖を使用しています。
詳しい商品の説明はこちらから
ポテトスナックを毎年続ける理由は
新規商品開発と改良は、やり続けたいという思いから。
「大手とは違いプロの生産者、製造者の方と密にチームとしてやっているので、見えてきた改善点は潰して改良して、ということをやりたいんですよね。
前処理、製造を大きく進化させ、本来作りたかったものに近づけられそうです。去年までのものは、オノの中ではまだまだ50点です。スイートポテトサツマイモ も冬に控えてますが、お客様と仲間と共にあらゆるものを進化させていきます。」
ジャガイモを、油分を大幅カットし、栄養価を保つ特殊フライ製法で、あっさりした味です。
ご堪能あれ!