漆箔木 -SHITSUHAKUBOKU-

漆箔木

ひとときと

広島盆栽 着能松太郎と、
漆師 高山尚也の漆箔木展「 ひととき 」
漆箔木は、人と木のつながりを大切にします。
代々受け継がれた盆栽が立ち枯れした時、
着能松太郎と高山尚也が新たな漆箔木として再生します。

錦松 / 五葉松

錦松 / 五葉松

錦松(接ぎ木)、根の部分は五葉松

約100〜120年

[ 幹や枝が岩礁のようにゴツゴツしている ]

100年以上の樹齢なので、幹肌も年輪のように積み重なっており、見応えある盆栽です。
錦松の特徴である、岩礁のような幹肌から、「溶岩」をテーマに作成しました。
枯れた盆栽から冷めたゴツゴツした溶岩を連想し、枝に青色を使用し表現しています。

五葉松

五葉松

約50〜60年

[ 歯が短く、緑色で密集していて、葉と幹のバランスを調整するのが重要 ]

葉が短い五葉松の特徴から、漆でも珍しいメタリック漆を使用して色付けし、葉の生命力を表現しました。
葉の部分に合わせて、根の部分にもメタリック漆を使用し、根と葉のつながりを感じてください。

黒松

黒松

約100〜120年

[ 別名雄松と呼ばれ、葉が固い ]

最初に制作した漆箔木です。根元に洞(うろ)と呼ばれる穴と、広がるような葉が特徴的な盆栽です。
何度も赤色と黒色を塗り重ねています。
洞と枝の赤色は、ツヤ有とツヤ消しの漆を塗り重ねており、洞から枝先へ力が動いている様子を表現しています。

黒松

黒松

錦松(接ぎ木)、根の部分は五葉松

約30〜40年

[ 別名雄松と呼ばれ、葉が固い ]

土の上に、根を上げて作っていた盆栽です。枝葉オレンジ色と赤色の漆を混ぜて塗っています。
根上がりしている太い幹の部分を、漆に鈴粉の金属を混ぜてコーティングしているので、
当たる光量によって光り方が変わります。
樹木と金属という自然界では混ざり合わない物質が混ざることで、異空間を表現しています。

五葉松

五葉松

五葉松(接ぎ木)

約20〜30年

[ 葉が短く、緑色で密集して、葉と幹のバランスを調節するのが重要 ]

幹・葉の部分と、根部分のコブの対比が特徴的な盆栽です。
根のコブに青色の下地、上から赤い漆を塗ることで生命力を表現しました。
二色を塗り重ねることで、色の深みを感じることができます。
五葉松の特徴の葉の短さを、赤色の漆で表現しています。葉の下地にはパープルを使用しています。

錦松

錦松

約20〜30年

[ 広島市西区己斐の植木屋が明治天皇に献上した際に命名された。幹や枝が岩礁のようにゴツゴツしている。 ]

枝には、赤や青の漆、金色の鈴粉を混ぜて、光るように塗っています。
テーマは「SF」。
今まで地球上に存在していた盆栽が、ある日突然宇宙に転換されたような世界観を表現しています。

黒松

黒松

約100〜120年

[ 別名雄松と呼ばれ、葉が固い ]

はじめて制作した漆箔木です。根元に洞(うろ)と呼ばれる穴と、広がるような葉が特徴的な盆栽です。
何度も赤色と黒色を塗り重ねています。
洞と枝の赤色は、ツヤ有とツヤ消しの漆を塗り重ねており、洞から枝先へ力が動いている様子を表現しています。

黒松

黒松

約100〜120年

[ 別名雄松と呼ばれ、葉が固い ]

はじめて制作した漆箔木です。根元に洞(うろ)と呼ばれる穴と、広がるような葉が特徴的な盆栽です。
何度も赤色と黒色を塗り重ねています。
洞と枝の赤色は、ツヤ有とツヤ消しの漆を塗り重ねており、洞から枝先へ力が動いている様子を表現しています。

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