ひと
仲卸から名店、そしてお客様の手へ。吉文×上関芸陽×カクイチ横丁
2020.04.15
こんばんは。丁長のオノです。
連日刻々と状況が変わる大変な中、カクイチ横丁の戦いの記録を覗きにきていただきありがとうございます!
我らが世界屈指の観光都市広島も、大きな打撃を受けています。
宮島は8割減。広島駅のエキエさんもクローズ。
観光都市かつ、中国地方最大の繁華街広島。
特に夜営業の飲食店が、大きな痛手を受けてます。
つまり、それに関わる製麺屋さん、仲卸さんやおしぼり屋さん、そこにまつわる包材メーカーさん。連鎖的に大変なこととなってます。
カクイチ横丁の卸部門は、広島の玄関口やサービスエリアさんや都内百貨店さんがメインですので、やはり昨年の50%ダウン。
初のリアル店舗は、11日で休館のため休店!
ちょっと油断すると凹みそうですが、俯瞰ししながら感じていることが2つ。
①人間や会社の本質がみえてくる
②今までノーだったものがイエスにかわる
なので、本質を見ながら大事な事を実感し、物事を変化させて新たな取り組みをするにはチャンスである。
基本前向きなわたくしは、新たな取り組みをはじめています。
創業350年仲卸の吉文さんと完全予約制の上関芸陽さんを引き合わせて、今が旬の桜鯛のお吸い物と鯛飯を店で食べられるようにコラボをしようと考えた!
どう考えてもうまい!
どちらもコロナの影響で、大きな打撃を受けているので快く快諾。
今日は、その試食会。
鯛のお吸い物
まずは、鯛のお吸い物。
湯煎してあげるだけで、一流の鯛の吸い物が簡単に。鯛の香りと流石の出汁で最高!
幸せをお客様に分けたい〜。
メバルの煮付け
次が、メバルの煮付け。
これは、今回オノが作った無添加の穴子ダレで仕上げていただいた興奮の一品。
……うまい!!
けど、個人的にはもう少し浅くても良いかもと、偉そうなことをお伝え笑笑
穴子の白焼き、蒲焼
まだまだきます。
穴子の白焼き、蒲焼、煮付け。
少し出汁で煮込んだ後に焼いたという、手間暇かけた白焼きは、上品かつあっさりで辛口の広島の日本酒にはピッタリ。
12時なんで皆我慢…
鯛飯
そして鯛飯!!
混ぜ込み仕様にわざわざしていただきました。
言葉はいりません。
鯛、ハモ、フグ専門店上関芸陽の凄さを、モロに浴びて完全ノックダウン。。
ヤバ。ヤバいです。
ホンマに。。
漬けで茶漬けなんで洒落たしめもあり、もう異次元な時。
何がすごいって、世話になりっぱなしのこの両パートナーの手を繋いで、少しでも貢献とお客様に喜んでもらえればと先週初対面後のこの仕上がり。カクイチ横丁は、本物を追求する人間だけに囲まれて、幸せだなと。
ちなみにこれ、店で出せなくなったんで、どうにか冷凍での発売を目指します!!こんな美味しいもの、これで終わるのもったいない。
こんな時だからこそ、自宅で幸せな気分を味わいましょう。美味しいもの食べると、笑顔になるんで!
この話の続きは、また近々。
他にも今日動きを起こしてますが、ネタは少しずつ。次の話は、フランスのパートナーを食で助けよう!にしようかな。毎日いろんなことが変わっているので、即決定即行動。なので、明日の話は明日考えよ。
ではでは。