5,400円以上(税込)送料無料※冷凍は送料220円。
日本人の主食である白米。その白米が最も美しく見えるよ、形にこだわった飯碗です。シンプルな形が引き立つように単色で仕上げました。
逆三角形の胴は、箸が入りやすく器を手に取った姿も美しく見えます。漆器のめし椀は熱の伝わり方も柔らかく、保温効果もあるので、最後までご飯を美味しくいただけます。
漆は特別な日に使うもの、そう思われている方も多いと思います。しかしながら、日常に使っていただいてこそ、その価値を感じられることが漆です。
色は内側・外側共につや消しの溜色で仕上げました。朱の上に透明な透き漆を塗りかさね、深みを出しています。使うほどに風合いが増し、自分だけの器に育てていただけます。
【木地固め・布張り・地付け・錆付け・下塗り・中塗り・上塗り】と仕上がるのが基本的です。
どの工程にも意味があります。
•木地固め
木に漆を吸い込む事で、木地を強くします。
•布張り
木の弱点である淵や底に張り、割れにくくします。
•布目摺り
布の段差をけしていきます。
•下地
地の工程で塗り物を強さ・綺麗な塗り面の土台をつくります。
下地を付けては研ぐ、をくり返す事で、形を整え表面を強くしフックリとした表情が出ます。
漆を塗る段階では、湿度が高いとチジミ・ヤケという失敗も出てきます。
乾燥を終えた漆は強いのですが乾燥させるまでが、難しく湿度・温度調整をしないといけません。
下地においては風をあてることもあります。工程を行った後も確り乾燥させて、次の工程に移るので制作にも時間がかります。漆塗りは、作ると言うよりは、まさに育てると言う感覚です
天然のウルシは、酸やアルコールに強く、環境ホルモンなどの心配がありません。防腐・防虫効果・抗菌・殺菌効果もあり、子供にも安心な天然の塗料です。
サイズ 口径13cm✕高さ6cm
お取り扱い説明書
天然の素材を使った漆器は、 日々使って頂くことで風合いが変化してきます。
ご使用上の注意をお守りいただき、 末長くお使いいただ けますように、台所用中性洗剤を使ってやわらかいスポンジで洗ってください。洗った後は、 水滴り跡が残らないように、柔らかい布でふき取ってください。
食洗機、 乾燥機のご使用は避けてください。
木製漆器は乾燥を嫌います。 保管の際はエアコンが直接あたらない場所に置いてください。
直射日光の当たらない場所に保管してください。
直火・電子レンジ・オーブン等でのご使用はしないでください。金属製のカトラリは、漆を傷つけることがあるのでご使用を避けてください。
漆器を水につけたまま、 あるいは水分のあるものを入れたまま長時間放置しないでください。
漆が塗りたてで間がない時は、 漆独特の匂いがします。
蒔絵入りの漆器は特に丁寧にお取り扱いください。